メンズTBCのヒゲ脱毛を体験してきました!


蓮の花

こんにちは。

ネット集客アドバイザーのツユキサトシです。

今回は直接的なネット集客ではないのですが、美容ビジネスを消費者として体験できたので、そこでの学びをシェアしたいと思います。

今回、家にメンズTBCからヒゲ脱毛のDMの割引オファーが届いていました。通常であれば、19,500円のところなんと1,000円でヒゲ脱毛ができるとのこと。当然、ビジネスなので、この後ろにはバックエンドがあるとわかっていましたが、この領域は未知の領域だったので勉強だと思って申し込んでみました。

メンズTBCのヒゲ脱毛の料金体系

メンズTBCの場合、脱毛は1本1本を処理していくので、会計単位は「脱毛処理した本数」でした。今回の割引オファーでは、150本の脱毛を体験できるそうです。今回は頬まわりの脱毛をお願いしました。

施術自体は痛みがなく、約1時間ベッドに横になったままで毛根から1本1本、丁寧に脱毛をしていきます。施術後には専用のジェルを塗って5分ほど待って施術完了。

これ以上の脱毛の詳しい内容はここで省きますが、施術後、いよいよバックエンドの紹介です。今回は頬まわりの脱毛をお願いしましたが、当然ながら「他に脱毛したい箇所はありますか?」という営業トーク。話をしていく上で、頬まわりと鼻の下のヒゲの脱毛に興味があると答えると、2000本の脱毛が必要という見積もりを出してもらいました。

お試し脱毛後に提示される料金

先ほども書きました通り、メンズTBCは抜いた本数によって価格が決まります。ビジター料金だと1本につき130円、会員になると108円という説明でした。私はそこまで本気で脱毛をする気がないので、「気が向いた時にまた来ます」と答えました。すると、1回あたり200本と仮定すると「毎回3万円かかってしまいます」と言われます。そして合計で2,000本も脱毛するとなると20万円以上はかかるとのこと。ここでいろいろなオファーを出してくるわけですが、最終的には17万円台のコースを提案されます。

しかし、それでも高いと回答すると、次のオファーが提示されます。
次のオファーは脱毛する本数を400本に減らして、価格を抑えるという提案です。400本の脱毛+専用のジェルで約5万円というコースでした。一言で脱毛といっても、完全にツルツルにしたい人もいれば、ヒゲを薄くするだけでも効果が出る人もいるので、ここは柔軟に対応しているようです。

このメンズTBCがうまいところは、施術前に髪の毛の仕組みを解説されます。TBCによれば、表面に毛が生えてくるのは全体の毛穴の15%に過ぎず、時間が経たないとすべての毛を処理できないという説明をする点です。これにより、顧客が継続的に通わないといけない(=リピーターとなる)動機づけをしているということです。
ビジネスを進めていく上で、顧客をリピーター化し、顧客単価を高めることは重要です。上の例で言えば、一度に17万円の売上をとれなくても、5万円のコースを定期的にとれれば問題ないというわけです。

美容ビジネスの世界を初めて体験してみましたが、うまくできているビジネスモデルだと感じました。

まとめ:今日の「一手先」

『TBCのビジネスの2つのウマさ』

先ほども説明しましたが、このビジネスにはフロントエンドとバックエンドがあります。
まず体験として1,000円という激安価格(赤字価格)のフロント商品を用意して、顧客を呼び込んでいます。フロントエンドとバックエンドについて詳しく知りたい方は以下の動画を参考にしてください。

ここでうまいのは、1,000円体験でお客さんに現地まで足を運ばせているという点です。
フロントエンドからバックエンドに移行する際にはいろいろは方法があります。ステップメールにウェビナーなどなど。しかし、やはり一番強力なのは、セミナーなどに足を運んでもらって、口頭でセールスを行なう方法です。この手法はネットビジネス界でもワンコインセミナーなどで顧客を集客して、そこでバックエンド商品を売るというようによく採用される手法です。
特にメンズTBCのような美容や医療の場合は、カウンセリングなどを行なうため、密閉空間でセールストークになりますので効果は高いのでしょう。これがこのビジネスモデルのウマさを感じる1点目です。

そして2点目は「松竹梅の心理効果」です。
これは聞いたことがある人もいるでしょうが、最初、1回につき3万円(梅)という話が出た後に、次に17万円のコース(松)を提案されます。それでも高いとなると、その中間として5万円のコース(竹)を提案されます。その顧客の脱毛への関心度、悩みの具合にもよるでしょうが、このような提案をすると、最後に提示された5万円のコースを申し込む人は多いと思います。

また松竹梅にかかわらず、最初に高い金額を提示して、そのあとに安めのコースを提案しているのもウマいところです。心理学的に、最初にムリなお願いをしたあとに、ハードルを下げた違う提案をすると、そちらは受け入れてもらいやすくなるという効果がありますので、これも非常に有効な手段と言えそうです。

以上のことを総合すると、主に2点において非常に学ぶべきポイントがあります。

1つはフロントエンド商品をうまく活用する。そして、バックエンドの提示を現場で行なうこと。
そして2つ目は、バックエンドを複数用意して、価格差が生む心理効果によって顧客の行動を心理学的にうまく誘導しているという点です。

これらの方法は、皆さんのビジネスでも簡単に応用できるテクニックですので、ぜひ参考にしてください。

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