書店ではどの場所の本が一番売れるか?(かどっこの法則)


こんにちは!
ネット集客アドバイザーのツユキサトシです。

毎週2回にわたってお届けしているこのメルマガ。いつも火曜日は「お金」の話を お伝えしていますが、今週はマーケティングの話をします。

何より場所が重要!

マーケティングを実行する上で話術やコピーライティングとかそういうことも大切なことです。

でも、もっと簡単にできて、むしろ、それらのことよりも重要なのが【視覚効果】だと言われています。

たとえば、ビジネス書を売るとします。

その本には、売れるための関心を惹くキャッチコピーが 書かれています。

でも、その本を手に取ってコピーを読んでもらうためには目立った表紙じゃないといけないというわけです。

私は、かつてビジネス書の編集者として働いていましたが、ビジネス書の売れ行きを決めるのは「見た目9割、内容1割」と言われるほど。

このように「視覚効果」はマーケティング上、とても重要です。

人の興味を引くには「配置」が重要

こうなると、派手な本ばかりが売れると思ってしまいがちですが実際はそうではありません。たとえば、書店で本が置かれる場所にも視覚効果は大きく関わってきます。

ここで突然ですが、質問です。

書店には、平台と呼ばれる本を平積みにして置く場所があります。

この平台の場所の中で出版社の営業マンたちがもっとも自社の本を置いて欲しい場所は、どこだと思いますか?

勘の鋭い人は、きっとメルマガの タイトルから気づいていますよね。

そう、「かどっこ」です。

さらに言うなら「かどっこ」でも手前側(通路側)の2つの角こそが平台の『特等席』だと言われています。

なぜ「かどっこ」がいいのか?

これは、平台の角の部分は通路の曲り角にもなっているため自分の膝などをぶつけないように無意識に視線を送る場所だからです。

自然と目に入るから視覚効果がより発揮される。宣伝・マーケティングは視線の集まる場所で行なうことが大切なのです。

余談:選挙もマーケティング?

さて、今週末は都知事選です。

実は選挙においてもこの「かどっこ」マーケティングの影響があるのではないか?<と、私は考えています。

よく街中で候補者のポスターが 貼られた告示板を見かけると思います。

今回の都知事選の告示板を見ると、板のかどっこを獲ったのは細川元首相。

選挙ポスター

人間は四角いものを目で捉える時、辺ではなく、4つの角の頂点で認識するといいます。

このことから、 細川候補のポスターは他の候補者のポスターよりも自然と視線に入ることになります。そしてその周りへと視線が移っていきます。ですから、かどっこやその周辺にあるものが視覚的には優位なのです。もちろんそれだけで選挙の結果は決まりませんが、視覚効果という観点から見れば、 細川候補が優位なのです。

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