こんにちは。ツユキサトシです。
今日は、このブログのテーマから外れて、
少し雑談のようなことを書いていこうと思います。
テーマは「健康的な食事量」についてです。
最近、松宮義仁さんのブログ( http://socialzine.jp/ )で、
『酵素が免疫力を上げる』という本を取り上げられています。
「酵素」が免疫力を上げる! |
その本によると「朝食は抜いてもいい」「食べても生野菜か果物がいい」そうです。
以前やっていたブログにも書いたのですが、
ツユキは、一人暮らしを始めたころから、もう10年以上、1日2食の日が多いです。
最初のころは、バナナぐらいは食べていましたが、今はもう食べない日がほとんどです。
このことを言うと、よく人からは健康を心配されがちでしたが、
健康診断でも、血糖値や血圧には問題なく、健康そのもののようです。
今回の松宮先生の紹介に対して、多くの方が
「1日2食にすると、おなかが減っちゃいます」という意見を述べていました。
このことに対して、私は感じたことがありました。
それは、「日本人には、1日3食が刷り込まれている」ということです。
ちょっと過激かもしれませんが、これは思い込みに近いでしょう。
「朝はしっかり食べないといけないと力が出ない」
こんなことを聞いて、育った人も多いのではないでしょうか?
でも、歴史を振り返ると、実は明治や大正の時代には、
朝ご飯はあまり食べなかったという話もあるようです。
では、なぜ戦後になって、そのような風潮が出てきたのでしょうか?
ここからは私の推測になりますが、
おそらく戦後日本は国の政策として、農業分野を支える必要があったのでしょう。
農業分野を支えるために、農作物・畜産物の消費を高める必要があった。
そこで、国が教育として、「朝ご飯をしっかり食べる」ということを、
国民の意識に植え付けさせたという背景があるのだと思います。
ただ、私はここで1日2食がいいとか、1日3食が正しいとか、
そういうことを語るつもりは、実はありません。
ただ知って欲しいのは、海外に行けば1日2食は普通ということです。
私はフランスに留学していた時期もありますが、家庭によっても違いますが、
チョコひとかけら+コーヒー1杯で食事を済ますというのが普通でしたし、
中東に行けば、太陽が出ている間は食べ物を口にしないラマダン(断食月)もあります。
もしかすると、1日3食食べれる国のほうが珍しいかもしれないのです。
おそらく、3食食べないとおなかが減ってしまうというのは、
その人の中に「1日3食」という意識が強すぎるのだと思います。
私は、食欲というのは、人間の意識がそのほとんどを占めています。
おいしい匂いを嗅いだ瞬間に、食欲を意識してしまったり、
逆に私のように1日2食が当たり前だと思っている人は
夕方まで何も食べないでも、仕事をし続けることができます。
食事量を減らすには、あなたの中にある
「思い込み」を解くことから始めてみてはいかがでしょうか?