馬の選び方から見る「結果を得るための思考法」


アーデント_八ヶ岳特別

こんばんは。 ツユキサトシです。

先日、開催したセミナーの懇親会で

競走馬への一口出資に関する話題が出ました。

私は、この2年間で4頭の馬に出資していますが、

その4頭がすべて勝利をあげて、4頭合計で10勝をあげています。

さらに、4頭の内3頭が一番グレードの高いGⅠ級のレースに 出走を果たしており、

一口馬主としては かなり成功の部類に分類されるかと思います。

その話を聞いた参加者の方から、

「馬の選び方セミナー、やってくださいよ」

というお話がありましたが、

私はその筋のプロではないので 馬のセミナーはやりません(笑)

しかし、この「馬の選び方」の考え方自体は

おそらく皆さんの参考になるかと思うので今日は記事にしてみようと思います。

馬を選ぶポイントは 大きく分けて3つあるかと思います。

1)故障しない、健康な馬を選ぶ

2)馬選びはプロに任せる

3)得られる結果をイメージする

まず、1つ目のポイントですが、

「故障しない、健康な馬を選ぶ」という点です。

それができれば、苦労しないよ、というような 声が聞こえてきそうですが、

これにだけ特化して 馬を見るようにすれば、これは習得できます。

実際、ここ数年で私の馬は、 骨折などの故障をせずに活躍をしています。

なぜ、このポイントが大切かというと、これは株などの商品と

競走馬の一口出資は、投資商品として質が異なるところにポイントがあります。

株などは社会全体の景況感などで

たとえ会社の業績が多少悪くても株価を上げることは 可能性としてはあります。

実際、アベノミクスでは そのような形で不自然に株価を上げた会社もあります。

しかし、競走馬の場合は、 故障して引退してしまえば、

他の馬に関係なく 投資商品としての価値はゼロになってしまいます。

その点において、リスクを最小限に抑えることが最重要ミッションになるのです。

次に2つ目のポイントですが、 「馬選びはプロに任せる」という点です。

私は、いい馬ばかりを選んでいますが、

「自分に馬を選ぶは眼はない」と自負しています。

ですから、私は馬の写真を見て 「この馬は走りそうだな~」という評価をしません。

あくまでも上に書いた「故障しそうか、否か」という一点でしか馬を見ないのです。

私が毎日、馬を見ているような仕事に就いているなら話は別ですが、

実際のところは、そうではないので、馬を見る眼などないのです。

では、どうやって馬を選ぶか?

それは馬を見極めることにおいてプロである

調教師を最も強い判断材料として、出資を判断しています。

調教師とは、馬を育てて、 レースに送り出す人のことを言います。

彼らは、馬の成績が自身の収入に直結するので馬選びには私たち以上にシビアです。

ですから、調教師の成績や方針というのは 最も参考にすべきデータだと言えるでしょう。

しかし、注意が必要なのは、 競馬の社会にも、人情やしきたりがあって、

良い成績を出している厩舎に不安が強い馬が回ってくることも、しばしばあります。

そこで注目したいのは、 よく情報を吟味していると、たとえば調教師が

「この馬はいい馬だと思ったからオーナーにお願いして買ってもらった」

みたいな情報も流れてきます。 個人的にはこういう情報には注目です。

もしそれが本当ならば、プロがそこまで言う以上

結果を出さないとオーナーから怒られてしまいます。

また、馬が小さいころから牧場に通って、注目している場合も

ありますので、そういう情報に着目するのもいいでしょう。

縁故ではなく、調教師自身の判断で馬を引き受けている馬は、

プロの眼から見ても 故障しづらく、活躍が見込める馬なのです。

そして、最後のポイントですが、

これは満足度に関係してくる部分ですが

「得られる結果をイメージする」ことが大切です。

そもそも投資をする際に、結果に対するイメージが希薄な人が多い気がします。

たとえば、株取引などで、 上がればいいかな、なんて買い方をする人がいますが

株のプロであれば購入時点で、「この価格に到達したら売る」というように

目安を決めて、投資を行なっています。

それを決めていないと、自分が想像したよりも 株価が上昇して、

売る予定だった価格では売らずに持ち続けてたところ、その後株価が下がってしまい、

結果的に本来得られたはずの利益が得られないというようなことが起こってしまいます。

競走馬の場合は、目標の獲得賞金を決めて、 それを達成するというのは難しいですが、

「そもそも何のために出資をしたのか?」

という部分にフォーカスすると、 馬選びはスムーズになるかと思います。

私の場合でいえば、ここ数年は 「GⅠ出走、重賞制覇」を目標にしています。

ですから、いくら安定していて、いい結果を出している厩舎があったとしても

その厩舎が積極的に重賞に出す厩舎でなければその厩舎の馬は出資の対象になりません。

そして、2年前に愛馬のアーデントくんが 皐月賞に出走したものの、

競馬の最高峰である ダービーには出れずに悔しかったので、去年の馬選びの際には、

「ダービーに出走できる馬を選ぶ」という視点で馬を選んでいます。

それで選んだ馬がブレイズゴールドくんです。

ブレイズゴールド

▲ブレイズゴールド(ステイゴールド×ラヴァーズチェイス)

実際にそうなるかはわかりませんが、私の頭の中で、

この馬については 「●●のレースで活躍して、ダービーに出る」 というような

明確なイメージ(計画)があります。

これで本当にダービーに出てきたら、 ちょっと恰好いいですよね(笑)

妄想のように思う人もいるでしょうが、私の中ではこの馬を預かる

調教師のこれまでの成績や性格などを加味して論理的な思考をしているのです。

少なくとも、宝くじではないのですからこういう行動をとる場合には、

まずあなた自身が 結果やそこに至るまでのプロセスをイメージして

判断を下すことがとても重要でしょう。

ポイントを整理すると、

1)リスクコントロールをする

「リスクのあることはするな」 という意味ではありません。

ただその投資・行動に伴うリスクを 適切に見極める意識は絶対に持ってください。

2)プロに任せられる部分はプロに任す

何でもかんでも自分でやろうとすると 過信から、思わぬ失敗をしてしまいます。

効率面からしても、プロに任せられるものは任せるべきです。

・webデザインなら、webデザイナーに任す

・株式投資なら、投資信託も活用してみる

・競走馬への出資なら調教師を信じてみる

これは実生活にも共通する話でしょう。

3)結果をイメージする

これをイメージしていないと、仮に失敗した時に反省ができなくなります。

反省はしたとしても、自分の認識の どの部分に過ちがあったのか認識できません。

ですから、成功を手に入れるためには

【具体的な結果】【そこに至るプロセス】

あらかじめ頭の中で意識、イメージすることが大切なのです。

何か感じて頂ける部分があれば幸いです。

コメントや感想、お待ちしております。

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