サラリーマンから独立起業して3年経って反省したこと・学んだこと


こんにちは。
ネット集客アドバイザーのツユキサトシです。

人材派遣会社や出版社でサラリーマンとして約5年ほど働いたのち、独立起業してから今日で丸3年です。正直な印象としては「意外と会社ってつぶれないな」という感想でした。そこで私が独立してから反省したこと、学んだことについて書いていこうかと思います

独立起業したわかったこと

預金残高136円!弁当も買えない…

起業してからあまりFacebookでは近況を報告することはありませんでしたが、ぶっちゃけヤバい時期もありました。「預金残高136円」という大ピンチな時もありました(笑)。

だから基本的には友人やこのブログをお読みのあなたには起業をおすすめしません。でも、自分の人生を後悔しているかというと、そうではありません。確かに「会社を辞めなければもっと稼げてたかも」とか「あの時こうしていれば、もっと稼げていた」というように振り返ることはありますが、後悔していることは何もありません

起業を決めた理由

これまで起業した理由について書いてきたことはなかったですが、その理由についてこの場を借りて書いてみようかと思います。といってもそんな深い理由はありません。単に起業が面白そうだったからです。

そう思った時に自分の年齢を考えたときに「30歳で起業して失敗するリスク」と「40歳で起業して失敗するリスク」を考えたわけです。そう考えると、体力も落ち始める40代にチャレンジするよりも、経験や資金が少なくても30歳前にチャレンジしたほうが面白いだろう、と。こう考えたわけです。

確かに起業をするのは怖いことかもしれません。でも、面白いと思ったらそちらに進んだほうがいい。これが私の考えです。失敗した時のことを考える人もいるでしょうが、失敗しても面白いと思いました。だって安定した立場なのにわざわざ起業して、会社をつぶすって面白いですよね。一生モノの笑いのネタが手に入るわけですから(笑)

大抵は人間関係が原因なんです

あなたがこの記事に辿りついたならば、おそらく起業してみたいなーという思いがあるのだと思います。

でも、そこで少し冷静になる気持ちを持って欲しいのです。そこでもう一度、自分に問いかけて欲しいのです。

「なぜ起業をしようと思ったのか?」

収入を増やしたい、自分の好きなことを仕事にしたい。いろいろな理由があるでしょう。でも、そこからもう少し深堀りして、【自分の本当の気持ち】に気づく必要があります。

たとえば、転職の場合、いろいろな原因が理由として挙げられますが、実はその90%は“人間関係”が原因だと言われています。給与などが好条件でも上司がとても理不尽な人だったり、同僚に恵まれなくて職場を去ってしまったという人もいるでしょう。かくいう私も新卒で入った会社はとてもいい会社でしたが、夜中でも平気に電話をかけてくる非常識な同僚がイヤになり会社を辞めた経験があります。

そして、この逆もあるでしょう。世間的に見れば、キツいし、労働時間も長いけれど尊敬できる上司や仲間がいる。だから頑張れる。こういう職場もあります。ですから、一度、あなたが独立起業を目指す時に自分に問いかけて欲しいのです。「現状の何がイヤで、独立したいのか?」と。

回避欲求での起業はキケン?

独立起業をする場合も、今の職場の人間関係がイヤで、その環境から抜け出したいという潜在的な欲求がある場合があります。私も元々人づきあいがいいタイプではないので、それもあってフリーランスになりましたが、この点は失敗したなぁと反省しています。

「フリーランスになれば人間関係から解放される」というのは間違い。むしろ、自分の個人のキャラクターで勝負しなければいけないので、余計に人間関係に気を遣う必要が出てきます。会社員であれば、会社があなたを守ってくれます。しかしフリーランスだとそうはいきません。自分で取引先を選べるほどに稼げるようになれば話は別ですが、そうなるまでは人間関係で仕事をとってこないといけません。フリーランスになれば人間関係から解放されるというのは間違いです。ですから、あなたが潜在的に人間関係がイヤで今の環境から抜け出したいと思っているなら、もう少し慎重に独立起業を検討するべきです。

「好きなことを仕事にする=幸せ」という幻想

上記のように現状から脱却、回避的な意識で起業独立をするのは危険だとわかってもらえたはずです。金銭的な問題だとしても、もっと別の解決策があるでしょう。サラリーマンを続けつつ、副業で稼ぐという道もあるはずです。

また自分の好きなことを仕事にしたいとという人も、その欲求の本質的な部分を確かめることが大切です。必ずしも好きなことを仕事にすることは幸せであるとは限りません。お金・収入が絡まないからこそ純粋に楽しめる。好きなことにお金が絡むことでだんだんとイヤになってくる場合もあるのです。潜在意識を探れば、自分が好きな分野で人から認められたいという欲求もあるでしょう。それであればSNSなどでの情報発信で十分に欲求を満たせる場合もあります。独立起業をしなくても自分の欲求を満たせないか、一度考えてみるといいでしょう。

あなたのマインドはどっち?

そうした自分への問いかけをした上で、面白いと思った起業や経営は続くというのが私の答えです。たとえばの話。ある少年が野球選手になることを夢見て、毎日バットの素振りをするとします。この時、「楽しいと思って素振りをする」のと「親から言われて嫌々素振りをする」のでは、どちらのほうが効果的でしょうか。

同じことをしていても、圧倒的に前者のほうが上達します。なぜなら楽しいと思っている少年は頭の中で「球がこう来たら、こう打ってやろう!」とワクワクしながら素振りをします。一方、後者は振ることが目的になりがちです。親から怒られることを回避するためにバットを振っているというわけです。

つまり、何かを回避するかのように起業を決めても、またどこかで似たような壁にぶつかる可能性は高い。ですから、独立起業を決める前に「自分にとって何がイヤなのか?」を問いかけて本当の気持ちを把握するよう努めるべきです。その上で、それを解決する方法として起業が正しいのかしっかり考えてください。回避的な欲求ではなく、失敗も含めて起業を楽しめるはずだ! と思えた時に初めてあなたの起業ライフが始まるのです。

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