こんばんは。ツユキサトシです。
さて、現地時間12日に、
フェイスブックにハッシュタグが導入されました。
▼参考記事:ロイター
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95C01X20130613
記事によると、
「ソーシャル・ネットワーキング・サービス
世界最大手の米フェイスブックは12日、テーマの
タグ付け機能「ハッシュタグ」を導入すると発表した。
ツイッター上で最も知られるこの機能を導入することで、
テレビやスポーツイベント、ニュース速報で
フェイスブックの存在感を高めるのが狙い。
ハッシュタグは投稿に「#」を付けたキーワードを入れるもので、
SNS上に大量に書き込まれるユーザーのコメントから
特定のトピックや話題を見つけやすくすることができる。」
とされています。
現時点では約20%のユーザーにこの機能が実装されており、
今後、数週間後には全ユーザーが利用できるようになるそうです。
ツイッターをやっている方なら、意味はわかるかと思います。
たとえば、野球日本代表「侍ジャパン」の
試合を見ている人がソーシャルに投稿する時に
【 #WBC 】【 #samuraiJAPAN 】
といったタグをつけることで、
共通のトピックで 投稿をグループ化できるということができます。
これにより、たとえ友人同士でなくても共有の趣味やトピックによって
同じ体験を共有できるこういうことが可能になります。
では、これによって、何が変わるか?
ひとつは機能的な点としては、
フェイスブックとツイッターを連動させて利用している人には
利便性が高くなったということが言えるのではないでしょうか?
おそらく中上級者の中で、
「ツイッターの投稿を、フェイスブックでも投稿する」
という連携のさせ方をしている人は少ないでしょうが、
その逆で「フェイスブックの投稿をツイッターにも投稿する」
という連携のさせ方をしている人は多いでしょうから、
フェイスブックに投稿する時にハッシュタグを入れることで
ツイッターにもハッシュタグが反映されるのは便利でしょう。
そして、もうひとつは社会的な価値が高くなったという点です。
たとえば、2年前に東日本を大地震が襲いましたが、
仮にこの時にフェイスブックにハッシュタグがあったなら、
たとえば「#宮城県避難情報」「#岩手県給水情報」というような
タグを使うことで、情報をきれいに整理することができたでしょう。
当然、同じことはツイッターでも可能でしたが、
140文字という文字制限の中では伝えられることには限界があります。
特に、情報をビジュアル的に見せやすいということもあり、
避難所や給水所の場所を地図などで容易に見せやすいなど、
その社会的な価値は、かなり高くなると考えています。
しかし、一方でリスクも存在します。
たとえば、現在、トルコでは反政府デモが発生しています。
真偽のほどは不明ですが、ツイッターなどで、
無抵抗なデモ参加者が、警備隊によって催涙ガスで攻撃された写真が
ソーシャル上で拡散され、トルコ全土にデモが広がったと言われています。
おそらく今後、このようなデモ活動など起こった際には、
このハッシュタグがどんどん利用されるので、今まで以上に
社会運動が激しく、急激に成長するものになると予想されます。
さらに、これを利用した世論操作も行なわれる可能性があります。
日本で解禁されるネット選挙にも影響してきそうです。
とにかくこういったリスクに対して備えていくことも
私たち、ソーシャル人の役割なのではないでしょうか?
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