イギリスのEU離脱で日本の株価はどうなるのか?


こんにちは。
ネット集客アドバイザーのツユキサトシです。

ひさしぶりに株式投資のお話をします。
私個人は昨年末の戻したところで一旦キャッシュポジションを高めて、ここ半年ぐらいは株式投資をお休みしていましたが「そろそろチャンスかな?」と思い、今回のイギリスの国民投票の騒動を見守っていました。

今後、イギリスがどうなっていくのかというのは専門家にお任せするとして、今回は今後の日本の株式市場について私なりの見解を書いていこうと思います。

注目は今夜6/24のNYダウの動き

今日、2016年6月24日は日経平均は1,300円近く下げました。おそらくこれと似たような下落がNYダウで起こるものと思います。昨日のNYダウはイギリスがEUに残留する見込みが高くなったことを受けて230ドル高で終わっています。

ですから、今夜から始まる24日の取引ではその上昇分も含めて大きく下落する可能性が高い。つまり230ドル以上の下落はほぼ確実、一時400~500ドル以上下げての300ドル以上の下げで週末に入っていくとみています。

そうなると、やはり週明けの日本の株式市場に与える影響は大きくなりそうです。ここで400ドル以上下げるとなると、日本の株式市場の与える影響はかなり大きく、私も週明けの投資作戦を再考しなければいけないと思っています。

短期:ポイントは月曜日の前場の動きか!?

日本の株式市場のチャートを見てみると、日柄では6/23の安値は14,864円。これはかなり絶妙な数値です。これは今年の最安値であった2/12の14,865円と面合わせです。チャートの世界の考え方でいえば、きれいな2点底、ダブルボトムを形成しており、ここから上昇していってもおかしくありません。

ですから、現物買いで勝負する人にとっては、来週以降はどうしても今日安値の14,865円を死守して欲しいところ。もし月曜日の前場にこの安値を割らずに上昇に転じるならば、短期的には今日の下げすぎた分で儲けられる超短期決戦を挑むことができます。

逆にそこを下回ってくるようですと、次のチャートの節目は2014年につけた14,500円台とか、13,900円とかになってきますので、そうなった場合はもう少し様子を見る必要がありそうです。ただいずれの場合にも、今日のNYダウがどのように動くかがポイントになるので、ここをしっかり見極めたいところです。

今後の世界経済の中小期的な見通し

さて、ここからは中長期的な見通しの話をしたいと思います。

個人的には今回の下げは絶好の買い場だろうと考えていますが、それはあくまでも短期的なお話しです。短ければ参院選まで、長くても8月ぐらいまでの相場だろうと思っています。

なぜ、そのように考えるかというと中長期的にはまだまだ問題が山積みだからです。
たとえば、この夏にはギリシャ債の償還が迫っています。例のごとく、うやむやな感じで解決しそうな気配もありますが、今回のイギリスの選挙結果を受けて、主な債務の引受先であるドイツ国民がさらにEUに対する拒否反応を強める可能性もあり、メルケル首相は厳しい判断を迫られることになります。そうした報道が出るだけでも世界経済にはネガティブであり、世界の投資家が安心して取引できる環境とはならないだろうとの見立てです。

加えて、これから世界の首脳たちがどんどん入れ替わっていくことも世界経済のリスクになりそうです。

ここ数年は世界の首脳の顔ぶれがほとんど変わらず、意思疎通がとれていたという部分があります。しかし、今回の選挙の結果を受けて、早速イギリスのキャメロン首相が辞意を表明しました。
そして11月にはアメリカの選挙があります。今回の国民投票の結果からすると、トランプ氏が大統領になる可能性は十分にあります。仮にトランプ氏が大統領になれば、なかなか他の先進国首脳と意思疎通をとるのが難しくなる可能性があります。そこで世界のマーケットが、今回並みかそれ以上の混乱に陥る可能性は否定しきれません。

ですから、今回の下げは短期的にはチャンスですが、中長期的にはかなり不透明な部分があるというのが私の見解。少なくとも緊急回避的に円高になる局面は今後も多いでしょうから、輸出で稼いでいる企業にはなかなか投資しにくい状況が続くのではないでしょうか。

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