18歳、19歳の君たちが今年から選挙にいくべき2つの理由


こんにちは。
ツユキサトシです。

いよいよ今週末に参議院議員選挙が行なわれます。今年から18歳以上が参政権を得るということで注目が集まっています。しかし、残念ながら18歳、19歳あたりの世代にとってあまり関心は高いとは言えなさそうです。そこで今回は「18歳、19歳の君たちが選挙に行くべき理由」について筆をとりました。

理由1:無行動は何も生み出さない

まず1つめの理由は無関心、つまり投票を回避することは何も生み出さないということです。

仮にあなたがどこかの党に投票をしたとします。そして、その党が政権をとったとします。しかし残念ながらその政党が政権をとったのに私たちの生活は良くならず、また公約としていたマニフェストもあまり実現されなかったとします。

こういうことが起こると【反省する部分】が生まれます。たとえばその政党の政策のいいと思ったところに欠点があったり、政策にあまり目を通さず人柄で投票してしまったとか、そういう風に反省することができます。

一方、投票しなかった場合はどうでしょうか。
投票しなかった場合は「自分の責任ではない」と考えます。生活を悪化させたのは政治家であり、与党である。こういう風に考えがちです。ここで次に投票に行ってくれればいいのですが、「自分が投票にいかなかった」という部分が反省に含まれていないので、「投票をする」という改善行動が生まれにくいのです

簡単にまとめますと「人間はやったことに対しての反省・改善は行なえるが、やっていないことに対する正しい反省・改善は行ないづらい」ということです。自身で行なった経験に対しては分析はできますが、そうではないことに対しては難しい。これは選挙に限らず、ビジネスや人生においても大切な真理です。

理由2:「いつかは行く」は甘い!

あと街頭インタビューを見ていると、「自分にはあまり関係ない」とかそういう意見も散見されます。
これは確かにその通りで若者たちの意見は理解できます。18歳で政策や公約を正しく理解するということは、特に今回のように急に制度が変わったタイミングでは難しいでしょう。

ただ上記のように無関係を理由に投票へ行かない若者に対して、1つだけ大切なことを伝えておきます。

【一度、変わった制度はそう簡単には元へは戻らない】

自分たちに関係がある政策が焦点となった時に初めて投票へ行くという考えもあるでしょう。しかし、それでは明らかに遅い。制度というものは徐々に変わっていきます。

たとえば、わかりやすい例をあげると消費税がわかりやすいかもしれません。
消費税導入当初は導入当初は「是か非か」という議論でした。しかし実際に導入され、それが3%、5%となり、今は8%です。そして今は「減税(or現状維持)か、さらなる増税(社会保障)か」みたいな感じです。今の時代に「消費税は撤廃!」と叫ぶ候補者はほぼいません。消費税増税導入当初に反対していた野党ですらよくて「5%に戻す」というような政策です。今から「消費税のない時代」に戻すことは現実的ではなく、ほぼ不可能です。

このように一度、決まった制度を戻すことは容易ではありません。これらの動きを止めるとすれば最初の時点で止めなければ止まらないのです。

一度、許した政策はどんどんその幅を広げていきます。ですから、今の自分にとって些細な問題だとしても、その小さな蟻の穴のような話が未来のあなたの生活の堤防をぶっ壊すぐらいのことは十分にありうるわけです。

消費税導入当初に消費税が10%になり、そして20%も視野に入ってくることを想像できていた人は少ないでしょう。でも、これがこの20数年で起こっている事実なのです。あなたが今18歳ならば40歳ごろには想像もしていなかったような制度の世の中になっている可能性があります。ですから、そうならないためにも早いうちから選挙に参加することが必要なのです。

では、具体的にどう投票すればいいのか?

ここまでで投票に行くことの重要性はわかってもらえたと思います。
繰り返しになりますが、現実的な危険を感じてからでは遅い。制度は逆戻りしません。このことだけは忘れて欲しくないと思います。

では、具体的にどのように投票する候補者や政党を選べばいいのか?
これは本当に難しい問題です。選挙にはいろいろな公約が出てきますので、たとえば「国会議員の報酬は減らすことには賛成だけど、憲法改正には反対」など自分の考えに完璧にマッチした候補者や政党がない場合もあるでしょう。そういう場合は、とりあえず1つの政策に絞って、それを頼りに一番自分の考えに近い政党を選んでみるだけでも十分でしょう。

真面目に考えれば考えるほど、難しく考えてしまう人もいるでしょう。そんな方には以下のひと言を贈ります。

「大人たちもいろいろ間違った選び方をしているから深く気にする必要はない」

暴言かもしれませんが、過去の大人たちが正しい選択をし続けていたかと言えばそうではないでしょう。実際に暮らしが悪くなったと感じている人も多いでしょうし、日本の借金も減っていません。

ぶっちゃけるなら今18歳のあなた達から賢く良識がありそうに見えるような大人たちもいっぱい失敗をしているわけです。

だから、結果的に良くない政党や候補者に投票したとしてもそれは構わないわけです。そこを反省して、未来において正しい投票ができれば十分。そして、そのためには最初に述べたとおり、投票することが第一歩です。投票していないうちは反省もできません。

こうした間違いの経験の積み重ねがより良い国民の選択を生み出すはずです。そして、その人数が増えれば増えるほど日本という国が変な方向へと向かうことを防ぐことができます。
ぜひ若い人たちには間違いを恐れず、投票所に足を運んでほしいと思います。

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