「やりすぎ」をやめれば全部うまくいく


こんにちは。
ネット集客アドバイザーのツユキサトシです。

今日は最近、皆さんにも読んで欲しいと思った書籍の紹介をします。

Yarisugi

「やりすぎ」をやめれば全部うまくいく。
著者:西脇俊二
価格:1,404円(税込、送料込)
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あなたも「○○しすぎ」になっていないか?

「やりすぎ」と聞いて、あなたは思い当たる節はないでしょうか。
私は常々「日本人は過度にやりすぎる部分がある」という風に感じる部分があります。たとえば、仕事のしすぎ。つまり働きすぎということです。もちろん、立派に働いて、家族のために働いたり、老後のためにお金を蓄えるということも大切でしょうが、それにしても働きすぎではないかと感じる部分があります。

もちろんそれが、とてもやりがいのあることであって、充実感を感じるものであればいいのでしょうが、一度、整理して欲しいのは「目的」と「手段」がごちゃ混ぜになっていないか? ということです。

よく「やりがいのある仕事をするべきだ」なんて話を聞きますが、本当にそうでしょうか。「自分の好きなことを仕事にしろ」なんて話もあります。でも、本当にそうでしょうか?

自分はこう思うのです。「別にやりがいがない仕事でもいいんじゃないの? だって労働は活きるための手段なのだから」と。正しく補足すると、やりがいのない仕事なんてものはないと思うのですが、無理にやりがいを求める必要はないと思うのです。

ここで問題になるのは労働時間、つまり拘束時間の長さです。人生の大半が仕事に拘束されるから、そこでやりがいを見出さないと人生がつらくなるわけです。で、結局の原因は「働きすぎ」でもあるのです。

常識を疑え!

労働というものを考える上で参考になる考え方があります。以前読んだ小暮太一さんの『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』という本なのですが、これも世界観を変えてくれる良い本です。

その内容の中に、日本の給与というのは「労働の対価は、労働に対する報酬ではなく、その業務を続けていくための経費」であるという考え方です。日本の多くのサラリーマンの月給や年俸というのは、労働の成果に見合った金額を払っているのではなく、その会社で社員として生きていくのに必要な経費を会社が払っているというわけです。

このあたりの欧米と日本の違いの話をしていくと面白いのですが、それはまた別の機会として、この経費という考え方がポイントです。この経費には、家賃などの物質的な経費ももちろんですが、精神的なストレスを軽減するための経費も含まれるというのが小暮氏の考え方です。たとえば、休日を趣味に費やすお金であったり、そういうお金です。

ここで最近、重大な事態になってきているのは「若者を中心にこういった精神的なストレスの解消のための消費がものすごく増えている」ということ。

私ももう若いと言える世代ではないですが、サブカルなどに興味があるので、彼らのお金の使い方はわかります。これまでの時代は一部のオタクと呼ばれる人たちが漫画やアイドルなどに多額のお金をつぎ込んでいた時代ですが、今は違います。かなりの広い人口の人がそれなりの金額を趣味に費やす時代になっています。これはもちろんサブカルの世界・影響力が強くなったことが要因ではありますが、人々がそういう“癒し”を求めるようになっているというのが大きな原因です。

今の若い世代は、これまでの社会のような会社組織で団体で働くのが苦手です。これは彼ら個人の資質の問題ではなく、育て方の問題ではあるのですが、彼らにとって会社の人とコミュニーケーションを取るのは苦手です。ですから、会社にいることは精神的な苦痛になりがちで、その結果、その苦痛を取り除くための趣味への消費が増えている、というのが私の仮説です。

でも、これも「1日8時間労働」とか、そういった常識が私たちを縛っているから。
つまり働きすぎが原因となって、経費が増えている。であれば、働く時間を減らして、もっと精神的なストレスがないように生き方もあっていいはずです。日本人のライフスタイルには「やりすぎ」という無駄に溢れています。

食事・スマホ・ゲームのやりすぎ

働き方以外にも、私たちの身の回りには「やりすぎ」が多く存在します。

たとえば食事です。日本人は小さいころから「1日3食」を常識として育てられてきますが、元々日本人は1日2食です。そしてヨーロッパなどでは、ほとんど朝食は食べません。私も高校生の時にフランスに留学していましたが、その時、朝食にコーヒー1杯とチョコが一片だけ出てきて驚いたことがあります。まさに常識をひっくり返された瞬間でした。

「朝ごはんをしっかり食べないと1日の元気が出ないぞ」と言いますが、それはウソです。私も大学生以降はほとんど朝ご飯を食べていませんが、これまで何の健康被害もなく生きていられます。もちろん肉体労働の方はそうはいかないでしょうが、日本人は明らかに必要のない糖質を摂っているのが現状です。

冒頭で紹介した西脇俊二医師も、そうした糖質の摂りすぎに警鐘を鳴らすべく「絶糖」という考え方を広めている1人です。このあたりの絶糖の考え方も非常に参考になるので、興味がある方は西脇医師の書籍を一読することをおすすめします。

これ以外にも、私もそうですが、スマホのいじりすぎや、ゲームのやりすぎなどの解決方法などが書かれていて参考になる1冊です。

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